家相
家の設計をする時に「家相」を気にされる方がおられます。
古くから伝わり家の吉凶に関わる事ですからご存じの方も多いと思います。
さて、そもそも家相とはどのようなものなのでしょうか?
家相(百科事典マイペディアより抜粋)
家の地勢,方位,間取りなどが吉凶を支配するという考え。古く中国に起こり,陰陽五行説から割り出された一定の法則をもっていた。日本では奈良中期から信じられるようにな
り,平安京も四神(しじん)相応(東に青竜(せいりゅう),西に白虎(びゃっこ),南に朱雀(すじゃく),北に玄武)の地として選ばれ,丑寅(うしとら)の方角(北東)を鬼門として,そのしず
めに延暦寺を建てたという。
何やら難しく書いてありますが、中国から伝わり一定の法則をもっており
「鬼門・裏鬼門に玄関を設けてはいけない」というのが広く知られています。
しかしながら、この家相は様々な方が学ばれ解説されておりますので、細かいところでかなり相違があります。
建築士の中でも家相を詳しく知る方・知らない方がおりますが、細かい所では意見が違ってくるかと思います。
家相を信じる・信じないはお施主様次第です。
こんな事を言うと語弊があるかもしれませんが・・・
あまり信じすぎると自分の思うような間取りが作れない事がありますので、ほどほどにされるのが良いかと思います。
ここからは全くの余談ですが
なぜ鬼は「虎のパンツを履きツノ」なのでしょうか?
画像の鬼門の方角は「丑寅(虎)」の方角です
ですから虎のパンツにツノなのです(所説ありますが)
さらに余談ですが
桃太郎で鬼退治をする動物といえば「猿・キジ・犬」ですね
画像の裏鬼門の方角を見てみると「申(猿)・酉(キジ)・戌(犬)」の文字があります。
ここから桃太郎の物語ができたのかもしれませんね?(所説あります)