省エネ設計(サステナブル建築物等先導事業 (省CO2先導型))
こちらは2019年度国土交通省の『サステナブル建築物等先導事業 (省CO2先導型)』に採択された建設会社の本社ビルになります。
サステナブル建築物等先導事業とは、継続可能な省エネ設計を行う事業として国土交通省が認定する事業であり、具体的には、排出するCO2を削減するために、以下のことに取り組む事業となります。
・空調機器を効率よく動かすために管理するとともに、機器の能力を最大限に活かすことで、機器の設置台数や過剰な設備を抑えるようにする
・照明設備については、使用するところとしないところをはっきりと分け、いつも全体を明るくするのではなく、使用する場所だけ必要に応じた照度(明るさ)を確保できるよう設計をする
・換気設備については、換気能力はもちろんのこと、熱効率をあげるために、排出する空気のなかの熱を外部に出さないようにしたり、取り入れる外気から熱を取り入れないようにする仕組みを検討する
・太陽光発電設備を設置し、最低限使用するエネルギーを自家発電できるように検討する
・雨水の利用を検討し、すべてを排水するのではなく、タンクにためて庭木への散水に利用したりする計画とすることで、浄化するためのエネルギーを減らすことを計画する
・窓ガラスの大きさを考えながら、外部からの無駄に大きい熱エネルギーを室内に吸収しないように検討する(外皮計画)
その他この助成金制度には多くの制限があり、その規定をクリアすることで初めて認定されるものとなります。
私たちKABUTOでは、こういった省エネ設計(CO削減)を得意とし、11月に菅総理大臣が発表された2050年までに日本国内での排出CO2をゼロにするという目標に向かって、国内はもとより、海外での設計にチャレンジしていきます。
菅総理大臣の発言は以下のようになります。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020102600856&g=pol
温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」を踏まえ、従前より私たちはCO2削減に向けてトライしてきました。
これは簡単なことではなく、地球温暖化防止という世界規模の対策なので、私たちのような小さな会社がどこまで貢献できるかは未知数ですが、だからと言ってトライしないわけにはいきません。
まだまだこういった取り組みは一般的ではないことはわかっており、もっともっと企業レベルで知ってもらえるような取り組みを私たちもしていかないといけないと考えています。
市役所などでもこういったことは認知されていないことが多々あるようです。
国としては公務員から意識改革をしていただいて、大手企業だけではなく、小さな企業や個人に向けても、個々が取り組める省エネを進めていけるようにしていただきたいと思います。
国内企業様で新築してビルや工場を建築のご計画がある場合や、海外での出店含めて新築のご予定がある場合には、私たちがご協力させていただき、助成金を受領できるよう尽力いたします。
また、海外出店の場合は、CO2クレジットといってCO2削減分を買ってもらえる制度により、大きなメリットを見出せることがあります。
私たちKABUTOは、ゼネコンのように大きな組織ではないため、KABUTO及び他社様とチームを組んで、プロジェクト単位で稼働します。
トップクラスの知識をもったプロフェッショナル集団による、省エネ設計及び工事を是非お勧めさせていただきます。