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2022/03/14

外構と建築基準法

誰でも自分で購入した敷地に、自分の好きな建築を建てたい!

そんな事を思われるのではないでしょうか?

もちろん自由に好きな建物を計画することはできます。

しかし「法律の許される範囲で」というのが絶対条件ですが・・・

建築を司る法律は「建築基準法」となり、様々な規制が盛り込まれています。

建築基準法の中身を大きく分けると集団規定と単体規定に分けられます。

集団規定とは、土地の所在地により規制の内容が変わるもので、例えば

・建築物の用途の制限

・面積の最高限度

・高さの限度

などがあり、都市計画法で定められた「用途地域」というものによって区分されています。

単体規定とは、計画している建物の用途や規模によって規制が変わるもので、例えば

・居室の採光

・階段や廊下の幅

・シックハウス症候群にならない為の環境

などがあり、用途に応じ階数や面積になどにより事細かな法整備がされています。

建物を計画する側からすると、法規制がかかり思うような建物にならない事もあったりします。

ですが、この建築基準法は都市の景観・環境・人々の健康・財産を守るためにあるのです。

集団規定で工場や住宅専用の地域などを定めて著しく環境が悪くならないように規制していたり、背の高い建築物ばかりとならないように空地を設けるようにしたりして景観を守っています。

単体規定では採光や換気を規制して不健康な住環境とならない様にしていたり、構造計算などでは地震に対して強い建物づくりとなるようにしています。

余談ですが・・・

住宅によく建っているカーポートありますね?

あのカーポートの大半は違法建築物となってしまいます。

ホームセンターなどで普通に販売されていますが、厳密には違法なのです。

どこが違法なのかというと、柱にアルミニウムが使われているからです。

建築基準法ではアルミニウムを構造材(柱等)に使ってはいけない事になっています。

カーポートが付いているからといって、厳しい処罰があるわけではありませんし。普通に使って頂く分には構いせんが、増改築をする時には適法な状態にしないといけない場合がありますのでお気を付けください。

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