ギャラリー

再生する価値のあるものだと、どれだけの人が知っているんでしょうか？

わざわざ古い大きな家を買って、直して住む方がどれだけいるのでしょうか？

通常は、実家や親戚の家が古民家で、使わないから、または二世帯で住もうか、といって改修することが多いですね

この現場では同一敷地内で二世帯で住んでみえたんですが、親世帯が一人で古民家に住み、大きくない離れに3人で暮らしていて、親子住むのを入れ替えて、子世帯が古民家に住むためにしっかりと直したい、というところが発端でした

昔からその建物のことを知っているので、いい点、悪い点をよく知ってみえました

だからこそ改善点は早く出ましたね

一番に寒い！

窓が大きく、ガラスは一枚、床下も断熱がなく、風も抜ける

これをいかに改善するかは最重要課題でした

そして耐震性、安全性の検討

こちらについては、ほとんどの人が耐震性を高めるために基礎を固めて建物を固くしようとしますが、古民家は元々が免震性の高い建物です

束石の上に柱が乗り、揺れても足元が壊れないようになっています

また、建物本体もまるで鉄骨造のように動いて揺れを抑える仕組みになっています

それを活かすように強度を足していくことが大切だと私達は考えます

水回りはもちろん全て取り替えします

あとは素材を活かしながらプランニングさせて頂きました

やはり出来上がりはお客様はもとより、私達施工した側も感動する建物となりました

これはなかなか新築では味わえないものですね

なぜならこれだけ立派な材料を使って建てられる機会がなかなかないからです

それほど良い物が使われているんですよ

実家などはこうやって直して住もうかと考えられますが、全く知らない古ぼけた古民家をはたして買うことができるでしょうか？

一般の方にはハードルがかなり高いと思います

そこで私達は、古民家を買って住みたい方へ、建物調査から始め、アドバイスをさせて頂きます

プロが見て直して住めると判断できれば、購入に踏み切れるはずです

購入するには若干の勇気もいると思いますが、その先には素晴らしいものが手に入るのは間違いありません

古民家を大切にして、残していきたい私達と共に、楽しくプランニングして、古民家に住んでみませんか？

私達が全力を持って物件探しからお手伝いさせて頂きます